いちごま〜ぶる

いちごま〜ぶる URAN先生(富士美コミックス)
読了。



今回は1冊全て表題の「いちごま〜ぶる」が収録されていました。
全9話。
福岡から上京してきた主人公の元へ、後を追うようにやってきた幼馴染の豊岡乙女。
王道だなぁと思ったら、場面は一転主人公のバイト先のバーに。
そこで先輩の女性バーテンダー、章姫紅穂が登場。
主人公が持ってたクールで都会的で知的なイメージとは裏腹に、実は肉食系でそのままホテルへ・・・
アバンチュールなひと時を魅せてくれると同時に、先が読めなくなった面白い1話目(ツカミ)でした。


過去の出来事による乙女への後ろめたさから流されるままの主人公のおかげというか、「主人公にぞっこんで従順な乙女」と、「快楽に飢えながらも本心は硬い甲羅で閉ざされた紅穂」、両者それぞれの演出を楽しむことが出来ました。
そして、さすがのURAN先生!おっぱいと肉質感はたまらんぜ!


前回は獣擬人化ものが多かったり、とんがったネタものもあったりしましたけど、今回は落ち着いたシリアス系の話で雰囲気出てたんじゃないかな。
ただ一言二言突っ込むなら、もう少し絵柄が安定してくれるともっと良くなるのですけれど。
あと、あと書きで乙女の七変化と題して乙女の色々なキャラが描かれた背景が用意されているのですが、URAN先生の作品への愛と苦悩が溢れすぎててキャラが見えねぇw
ちなみに、本体のカラーページは2Pと少な目ですけど、その分表紙裏表紙はもちろん、表紙折り返しや各ショップのかけ替えカバーに力が入ってるので、そちらもチェックして欲しいところですね。