ゼロの使い魔

ネタが無い日だなぁと思ったけど、作ればいくらでも出てくるのね。
原作2巻風のアルビオン読了。
もうアニメとはすっぱりばっさり別の展開、というかアニメが別の展開なんですけどね。


話自体は、姫から仰せつかった任務を遂行するためにパーティーを組んで、王族直属の護衛騎士もついて出陣。
道中正体の掴めない連中に襲われるが、それはフーケと謎の白い仮面男だった。
何とか危機を脱して目的の地につき、目的の人物に会うことが出来た一行は、つかの間の休息。
しかし、なんと王族直属の騎士ワルドは裏切り者の白い仮面だったのだ!
サイトとデルフは都合の良いガンダールヴパワー炸裂で難を逃れて云々。


って感じ。
伏線は「フーケを助けた人物は風の魔法使いで、ワルドも風の魔法使い」ってのさえ分かれば後はイマイチ展開が読めちゃうわけだが。
一応風の分身魔法というアリバイで誤魔化してはいるが、それにしたってあの白い仮面がワルドじゃなかったら誰なんだよ!って感じだしなぁ。
全体的な感想。
・ストーリーの流れ自体が安直で分かり易過ぎるがそれによって想像がしやすくなるという利点はある。
・雰囲気自体はまるっきり少年漫画の王道中の王道。フーケが毎回ヤラレ役になってるとことか久しぶりにこんなお約束キャラ見つけたって感じ。ポケモンで言うところのロケット団のムサシか。懐かしい。
・魔法の詠唱呪文等、ネギま程ではないがそれなりに考えてはあった。と思う。
・ルイズとサイトのやり取りが良い。というかもうこっちメインだろうからココさえ押さえておけば後はどうでm(蹴
まぁラノベの名の通り、軽く読めるって意味ではまさにラノベといえるべき作品かも。
今後のルイズの真の能力やら、サイトの秘めたる力やら、アニメで放送されだしてる脇役の背景やら、ルイズとサイトの進展やら、見所はそれなりにあるのでまだまだ楽しく読めそうだ。