今夜のアニメ

ひぐらしのなく頃に(最速 チバテレビ
レナの歯車の狂いはついに佳境へ。
学校を乗っ取り、立て篭もり事件へと事態は発展。
レナの要求は大石への園崎家への本格的な捜査の依頼という、一応は前回既にシロだと分かっている内容。
それゆえに、解決するには圭一の行動に全てがかかっている!・・・という、何でいきなり刑事ドラマになってんだ。と(笑
とりあえず今回は仲間であるとハッキリ認識しているさとこやりかの協力を得て、次元発火装置を解除、最後は鉈女と圭一の一騎撃ち。(以前どっかで見かけた武内崇作画のひぐらし画はこのシーンだったのかな。)
作画はお世辞にも良いとは言えません(最初からですけどね)でしたが、とりあえず見れる程度の決闘シーンでした。
そして、さすがに元は頭が良い二人だけあって、互いのやり取りの中で光明を見出し、最後はレナが泣き崩れ・・・


とまぁ、あらすじはこんな感じ?
内容こそ全く別の展開でしたが、確かにこれは鬼隠し編の「解」だったわけですね。
・仲間が信じられない
・疑心暗鬼
・自分のしたことへの自責の念
・仲間を裏切ってしまったことへの後悔
(自分のボキャブラリーの無さに絶望した!
そんな、様々なキッカケが重なっていき、大きくなり、惨劇となっていったというお話。
あれだけ残酷なシーンが続いても、半ば夢オチのような「まだやり直せるんだ!」という締めがせめてもの救いか。


この作品が軸として伝えたかったのは「仲間」と「ほんの小さな一歩」みたいなことでしょうか。
それが出来なかったがために、ついにはあのような惨劇を起こしてしまう人間という生き物は、なんてやり切れない存在なのだろう。みたいな。


しっかしまぁ、2クールでも短いんじゃないですか?コレ。
皆殺し編祭囃し編がまだあるわけですし、確かコミック版やPS2版のには特別編が収録されてるんでしたっけ?
アニメは「作画」と「ストーリー」で出来ているとすれば、ひぐらしはほぼストーリーだけでここまでのモノになったわけですから、やはり凄いとしか。
もっとも、これで作画が鮮明だったらそれはそれで放送禁止じゃね?って感じですが(汗
何にしても2クールという最後がごちゃごちゃになりやすい中で、これだけまとまった感じの良い塩梅に終わったのは良かった。
無論、「この後が重要なんだよ!」な展開が待っているのかもしれないが、今の俺には知る由もなし。


ED後。
これなんてエンドレスエイ・・・もといエンドレスシックス?(苦笑
ほぼ全ての惨劇が人間の所業でつじつまが合うが、それでもまだ不可解な点が・・・というのはホラーの定番ですかね。