武装錬金

先週買った本誌未掲載分収録の単行本9・10巻読了。
斗貴子さんいいよ斗貴子さん。
デレが入って、ここに「斗貴子さん!完成!!」みたいな(笑
パピヨンも良い味出してるよなぁ。
しかしまぁ、コレは打ち切られたのは残念で最後まで完走して欲しかった反面、打ち切られても仕方ないかなぁとも思えるわけで。
ジャンプは容赦ないというか、例えどれだけ続いた作品でもぱったりぽっくり打ち切るんですよねぇ。
マガジンなら神と戦国ナントカは最後尾に居続けたわりにちゃんと最後までいったみたいだし?
それに比べたらシャーマンキングとか酷すぎるわなぁ。
で。
この武装錬金も中々中途半端なところで打ち切られたわけですが。
原因はやはり作者の暴走具合ですかね。
途中で強烈個性的キャラが爆発的に増えたり、武装錬金の能力が「それはねぇよw」なものがあったり。
マジメなのかコメディなのかラブストーリーなのか何なのか。
上手く折り合いが付けられてれば良かったのだとは思うが、ちょっとgdgd感が当時はしていたように思う。
そういう意味ではすっぱりきっかり終われたと思うと良かったのかもしれない。
あれこれと手を出しすぎて中心の大事な部分がぼやけてたようにも思えるし。


そしてまぁやはり代表作が=るろ剣があれだけ人気作になっちゃった以上比べちゃうのは必然ともいえますが。
るろ剣はわりとシンプルでしたかね。
人斬りの業を背負った剣士のお話。なわけですし。
そういう意味では武装錬金はやっぱりごたごたしてたよなぁ。
10巻末のあとがきにもあるとおり、作者のコンディションも良いとは言えなかったようですし、もう少し煮詰める必要があったのかもですね。


まぁ色々と批判はしてみたものの、斗貴子さんはかなりイイキャラに仕上がってますし、パピヨンのハジケ具合は他に例を見ないような特異っぷり(誉め言葉)ですし。
アニメのほうはまだ始まったばかりなので、そちらで今しばらく楽しめたらいいかなぁ。