武装錬金

最終回。


まぁなんと言うか原作通りの話の流れでした。
丁度収まってくれてる分「あそこないのかよ!」とかがなくて、まぁ大体良かったかな?
ただしそれは内容での話。


・・・漫画にはないアニメならではの声優の演技に、抜かりのない作画の相乗効果で、感極まるシーンの連続でした。


・白い核金〜カズキ再会
絶望から一気に希望にかわるシーンの移り変わりのスピード感がいい感じ。
ただ、「なぜ今まで戦団は月に助けに行かなかったのか?」→「白い核金がなかったから。今は出来たからもう行ける」→「じゃぁ戦団は初めからパピヨンがどのタイミングで核金を完成させるか知っていた?」辺りは不透明でしたね。
もっともこの辺は原作も詰め込んでる辺りなので仕方ないといえばそれまでかもですが。
カズキと斗貴子さんが宇宙で一心同体になるイメージシーンは笑った。
エロスは程ほどにな!
ついぞ仮面を取る機会のなかった毒島は、隙間から素顔がチラリ。
後の場面でわざわざ仮面を外すシーンも用意されてましたけどね(苦笑


パピヨン決着
こちらは原作だと墨タッチ?でわーっと描いてた辺りかな。
オープニングと放たれたバルキリースカートの残骸がいい味出してます。
こちらもかなりあっさり決着が付いちゃうわけですが、原作通りなので致し方あるまい。
一応蝶野とカズキの関係は上手く描けてたと思います。


・ヴィクター&ヴィクトリア
月面でのカズキとのやり取りもなんか説明過多でしたが・・・原作どおr(ry
そんでもって親子の再会で、ツンデレ嬢本領発揮。
泣ける。


・エンディング
ホシアカリ・・・というかタイナカサチはほんともう反則です。
Fateもそうでしたが、ジーンとくる系はこれほど適役はいない・・・いい過ぎでしょうか。
紙芝居調でその後の小話。
斗貴子さんの傷にさわりたい〜という、カズキと斗貴子さんのストロベリっぷりが堪能できます。ちなみに原作でもありました。
剛太の心境がツボです。
斗貴子さんの傷にさわりたい・・・わかるすっげぇわかる。」


比べるのもなんですが、ネギま!?のついで感覚で見始めた割には、作画は神クラスに安定してましたし、原作の打ち切り具合が不幸中の幸いとでもいうべきか、2クール枠にいい具合にハマってたのも、(あくまで原作と比較して)話に無理が生じなくて良かった感じ。
また声優陣と各キャラの相性も良かったようです。


いやぁ、今までに見たアニメの中でも上位に入れたいような出来栄えでした。
もっとも(深夜)アニメを見始めてまだ数年程度なんですが(苦笑