FORTUNE ARTERIAL

ネタバレ注意










白ルートクリア!


世界樹に手を出したりで大分時間かかちゃったわりには、やっぱりこう、あっさりだったかなぁと。
えりりんルートもそうでしたが、このライターって明確に書かないで読み手に推測させてそれでお終い、って部分があるのかな?
白ルートだと、白・征一郎の両親があぁなった経緯とか、征一郎が祭りの間際に消耗しきってたこととか。
ただ、2ルート終わってもどうにもCG欄の埋まり具合が少ないですし、回想のところもびみょーに空いてる気がするので、オールクリア後に何かある・・・とか。
話自体は上手くまとまってるような感じですが、どうも詰めというか、伏線が回収し切れてないというか、「もやっと」したものが残った気はしました。




・白について
ロリキャラかぁ・・・と思っていましたが、わりとしっかりした性格で素直な妹キャラで、悪くなかったですかね。
最終的にはエロい子になっちゃって、あはは、って気はしましたけども。
個人的にジト目と和菓子好き(σ(・・。も好きだから)は良かったなぁ。


・展開について
白が色々なものを背負って悩んで押し潰されそうになりながらも・・・というのがこのルートのシナリオのメインなんでしょうけど、やっぱりどうにもほいほいあっさり解決しちゃったよなぁと。
孝平かしきたりの二者択一という選択も、結局いつの間にか妥協案で通っちゃってたり。
(まぁ、さくらっせがシビアなものが多かっただけに、ぬるい部分がより強調されてるのだとも思いますけどね。)
えりりんルートと比べると、かなり学校行事のイベントの尺が短かったのが残念かなぁ。
その分を東儀家関連の話に当ててるので致し方ないですが。
征一郎の出番がかなり多く、その意味では良かったといえるかもしれませんかね。


・ネタについて
あくまでシナリオありきで、ネタもそのキャラの個性にあったものをチョイスしていて上手かったかなと。
アオノリGJ。


・主人公(孝平)について
征一郎の弱さが垣間見えたことで、孝平のランクが少し上に見えてきたり。
孝平のスペックはやはりあなどれない。


・サブキャラに関して
司頑張った。
良い奴すぎる。
征一郎も第2の主人公ばりの登場頻度でした。
それ以外のキャラの出番が大分控えめだったのは残念ですが。
そういえば、シスター天池の出番もそれほどなかったなぁ。意外。




白が泣き崩れるシーンが唯一の泣き所かしら。
とりあえず泣きゲーじゃないんですな。
祭の舞のシーンの演出はさすがといわんばかりに凝ってましたし、ラストのシーンも良い具合に清々しかったですが、やっぱりどうしてもあとひと押しふた押し欲しかったかなぁ。




ちなみに。
今回のおまけ解放はふたつ。
・ウサギは見た!
・未来の思い出
でしたけれど。
絶望したっ。両方ともアッチ展開で絶望したっ。
いやまぁ、そういうほうを期待してた人にはむしろ良かったんでしょうけど。
幻の議事録並みのネタを期待していた自分としては残念。
・・・まぁ恐らくネタはそのひとつだけで、あとは各ルートの(あまーぃ)後日談的なものなんでしょう。それはそれでいいんですけどね。




次は悠木姉妹に行きたいところですが・・・
ここは露骨に好意を寄せてる陽菜を先にいったほうが、あとのかなでが引き立ちますかね?
ってことで、陽菜ルートへ。