参加者の「お客様化」が進むとどうなるか

http://d.hatena.ne.jp/furan/20080527/1211820635


あー




うーん




自分自身ここ数年でこっちの世界に足を踏み入れたので、どうにも判断しがたい話ではあるのですけれど。
ただやっぱり絵描きにとって一番の喜びは自分の描いた絵を好きだといってくれて、それに大なり小なりお金を支払ってくれる人が居る、ってことでしょうから。
そのお金を出してくれる人=ファン=お客様、というのはやっぱり大事にされて然りとは思うんですよね。


その反面、だからといって自ら「お客様が来てやったんだ、丁重に出迎えろ」というように主張するのは横暴ですわな。
確かに商品渡されて金出して、それが終わったら「もう用済みだ、しっしっ」なんて扱いを受けた日には、フザケンナ、と言って然るべきだと思いますけれど。
個人的感想を言えば同人誌即売会なりって、「あなたの絵素敵ですね」「ありがとうございます、また来てくださいね」「喜んで」的な雰囲気なイメージがあるんですけどね。
・・・やはり規模が大きくなってしまったがゆえに、回転率が最優先され、そういう本来あるべきはずのコミュニケーションがなくなっちゃったのがキッカケなんじゃないかしら。




いやまぁ極端な話。
マナーの悪い人が悪い、というのもあるのですけれど。
会場狭すぎなんじゃね。
やっぱり炎天下だったり寒空だったりする中で、何時間も並んで、それでも実際に手に入るのは欲しかったもののごく一部で。
それを知っていようがいまいが、人間誰しもそんなストレスのたまる環境に居続けたら、どこかしらネジがすっ飛んじゃってもおかしくないんじゃないかしらね。
古いヲタがどう思ってるのかは知りませんが、こうやって同人界なりが活気付いていく反面、一方で楽しみづらい環境になってしまっている現状というのも、中々因果なものですな。



(28日深夜更新し忘れ、29日夜更新)