マケン姫っ!―MAKEN‐KI!―1 (角川コミックス ドラゴンJr. 125-1)

読了。


予想以上にサービスシーンが多く、「絵買いした」という意味では大いにアタリだった。
登場キャラも多く、元女学園設定ということもあり女性キャラばかり。
また主人公と意気投合する助平な男キャラも出てきたりと、まさにこれなんてエロゲ的展開でした。


内容のほうはというと・・・
色々固有名称なりが出てきたので割愛しますが、舞台はとある学園、そこでは生徒それぞれにマケンと呼ばれる武器(デヴァイス?)のレプリカがそれぞれ渡され、いずれ開かれる大会で勝つとホンモノのマケンが手に入る、みたいな。
・・・まぁ何といいますか、興味を惹かれる設定ではあるが、所々粗が目立つというか説明し切れてない部分もある感じで、化けるかどうかはこれからという感じでしょうか。
「ぇ、あれ伏線だったの!?」
と思わせられるような展開を期待したい。


ぶっちゃけ、設定自体は某少年マンガ雑誌の新連載と大差ないと思う。
でかい風呂敷はあるのだが、一気に広げすぎて追いつけない、みたいな。
ただ、作者の絵師というか絵で魅せるという意味でのスペックはずば抜けてるので、その意味では申し分ない。
(若干登場キャラ多すぎて、それぞれが描ききれてないかなというところはあるが)
えっちぃの目当てであるなら、十分満足出来るんじゃなかろうか。






「ちょっと斬新な学園バトルものラブコメ」なエロゲの体験版がマンガになりました!
まさにそんな感じの一冊でした。
各ヒロインとの出会いにしても、学園的イベントにしても。
ほんとにエロゲ並みのボリュームがあるなら少なくてもそれなりのものに仕上がるだろうが、月刊誌のコミックという制限の中でどこまでやれるか、というところか。


ちなみに主人公が眼鏡外すとどっかの士郎に見えるのは、きっと気のせい。