むしろ「就活くたばれ」と言ってこなかったからこそ今の惨状があるんじゃないの

http://d.hatena.ne.jp/amamako/20091124/1259047353


そもそもなんで「厳しい就活」なんてものが現れるのでしょうか。それは簡単に言えば企業の人材需要が低いからでしょう。つまり、企業は余り人材を欲しがっていない。そこでもし学生が「就活が厳しいから頑張らなきゃ」となって、より多くの学生が就活市場になだれこんだら一体どうなるか。答えは明白です。需要に対して供給が過多になり、その結果供給が買い叩かれる。その状況は需要である企業側にとっては得ですが、それは逆に言えば供給である学生側にとっては損にしかならないわけなんです。「就活が厳しいから就活頑張らなきゃ」とするのは、学生にとって損なんです。極めて市場原理主義的に考えても、というか考えるからこそ、「就活が厳しいからこそ、就活から逃げちゃ駄目なんだ」という論理は通用しないんですね。


激しく同意。
例えるなら昨今のジーンズ値下げ競争と似たようなもの。
限界まで安くして、あの手この手を駆使して、ようやく売れる。
何が問題かって、大半は市場がこれ以上欲しがってない「ジーンズでしか勝負出来ない」という点。
売れそうな他の種類のズボン(パンツというべきか?)で勝負しようとしたら、予めの仕込みか資格(技術)が必要になってくる。


何だかんだでネックなのは、それでも「ジーンズは売れている」ということ。
一部だろうが売れてないものはその商品の落ち度とされる。
例え普通に着るにあたって何の問題のない品物でも、だ。


ただ結局新卒絶対優遇である以上、やるしかないとしか言えない。
デモだなんだで大きな組織を動かそうというのに賭けるのは、ほとんど負けの確定してるギャンブル。
最後に泣くのは自分=ひとりの人間という弱い立場。




まぁぶっちゃけ小中高と、将来の夢を考えさせるより、泥臭かろうが生々しかろうがジーンズ以外の売り方を教えて欲しかったですよね。
今さらなんですがさ。